国東峰道ロングトイレル Tー1コース
2018/03/11
国東半島峰道ロングトイレルをご存知だろうか?
詳しくは、上記のHPで確認してみて下さい。
そもそもロングトレイルとは?と検索をすると、登山道や林道、あぜ道、車道などを繋ぎ合わせた長い道を、その土地の自然、文化や歴史などに触れながら歩くことだと書いてある。
今回、大分の国東にあるトレイルを、試しに歩いて見ることにした。
選んだコースはT-1。
国東峰道ロングトレイルの最初のスタートとなるコースとのこと。
スタート地点の熊野磨崖仏から、ゴール地点の高山寺までの11.5キロ。
一人で歩くとちょっと大変だと思うが、今回は友人との2人歩き。スタートとゴールに車を置いて歩く事にした。
大分市内から来ると、ルート上先に熊野磨崖仏が近いから、そちらに行き、一台車を置いていく。
巻き寿司は、安定感のある野田商店。うまいんだな~
そして、ゴール地点へ向かう。
山の頂上付近にある広い駐車場と、そこからは、国東半島、海までが一望できる。
本日は、雲一つない快晴の空。
朝は、由布山や鶴見山は真っ白になっていたが、日中は比較的暖かくなってきていた。それでも山頂を吹き抜ける風はやや肌寒い。
この歩いた後の眺望を先に拝んでしまって、どうだろう?と思ったが、ここからスタート地点の熊野磨崖仏に戻るより、このままスタートとゴールを入れ替えて歩くことにした。
まず、お寺にてお参り。
登山道を下っていく。
出発後いきなり、俺らの人生の残り時間についての話題になる(笑)さすが御仏の道。
友人の言う、47歳の俺らに残された「元気に遊べる時間」は、おおよそ1万日と仮定して、後どれだけ充実できるかって話。
俺の時間は、自分にとってどれだけ有意義に使っているのだろうかって、考えさせられたよ。
この後も、友人は名言メーカーのように、次々と俺の心に刺さりこむことを言いながら歩いていく。
いや~大笑いしながらも、考えさせられた(笑)
昔の修験者たちは、こうした山々を目指したんだろう。
御仏の道を歩く、煩悩を捨て去るかのような歩みのはずが、すっかり煩悩まみれの笑い話。
人間の欲はそう簡単には捨てられないだろう。
俺の物欲は、これを励みに日々頑張れるところもあるから、これからも続いていくだろうなあ~
神事の際には、ここで7日間水行をして身体を清めるらしい。話はそれてしまうかもしれないが、この辺りの水って、上流でもこんな濁りがあるのは、どんな成分だろう?そんな事も考えながら、水の流れを見つめていた。
写真左の方が、ここの地域のコースをボランティアで管理しているそうです。ありがとうございます!
なかなか歩く人がいないらしく、みんなにぜひ紹介をして下さいとのことでした。
この日は、この熊野磨崖仏から、ほたるの館までの半分のルートを企画して歩いてもらったそうだ。
ということは、ここから残りはもう半分・・・
すでに下り坂で膝の裏の筋が痛みだし、下るのはもうNGに近いコンディションだよ。
それでもゴールを目指さないと帰れない(笑)
来るなら、頑張ってここには登ってみて欲しい。
そして、真木大堂を目指す。
こんな田舎に、昔の時代にこれほど立派な仏像があることに、驚きを感じる。国東の六郷満山の仏文化が、当時は栄えていたんだろうな。
ご~~~~ん!!!
と俺の思っていた以上の音の振動が身体中を巡っていく。
煩悩が払われるようなパワー。
しばらく体の中を巡っている感じが残っていた。
こだわらないなら、ここの部分は歩かなくてもいいような気にもなった。ツアーも真木大堂から高山寺までの方が面白い気もするが、熊野磨崖仏を繋がないとロングトレイルにならないんだろうな。あと、ルート上はトイレポイントが沢山あります。案内看板も設置してありますが、分かりにくいかもしれないので、HPのPDFのマップは、コピーしておくことを勧めます。もしくは分割で、スマホに撮影しておくとよいですね。緑と黄色のテープも目印らしいです。
ただ、すでに5時近くて熊野磨崖仏は見学できなかった。
これは、次回の宿題だな。
今後も他のコースも歩いてみたい。
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